需要の高まりから価格高騰が騒がれるブルゴーニュワイン。中でも人気生産者が手掛ける銘柄は、高額なうえに稀少性も高くなっており、入手困難な状況です。そんなスター生産者のエッセンスを比較的手頃に愉しむには、ブルゴーニュ全域で作られるA.C.ブルゴーニュ・ブランや、2017年に新しく承認されたA.C.ブルゴーニュ・コート・ドールがおすすめです。
こちらのページではそんな狙い目のキュヴェを厳選してご紹介。ぜひこの機会に、憧れの造り手のスタイルを手頃に愉しめる、穴場的なキュヴェをお愉しみください。
目次
エノテカが厳選する生産者
飲み手に至福のひとときをもたらす、ムルソーの名門「マトロ」
ブルゴーニュの3大白ワイン、ムルソー。マトロは、国内外のレストランからの評価が高く、エノテカでもお馴染みの造り手です。1914年、ジョセフ・マトロ氏が妻マーガレットの家が所有していたムルソーの畑でワイン造りをスタートさせたことに始まり、現在まさに世代交代の真っ最中。父が築く歴史と伝統を受け継ぎながら、2人の娘であるアデル氏とエルザ氏の2人の姉妹が新たなマトロのスタイルを確立しています。
ルフレーヴと並ぶピュリニー・モンラッシェの最高峰「エティエンヌ・ソゼ」
名門ルフレーヴと肩を並べるピュリニー・モンラッシェの実力派、エティエンヌ・ソゼ。巧みな新樽使いが特徴で、しっかりとした密度がありながら柔らかい質感のスタイルのワインが生み出されています。またピュリニー・モンラッシェならではの繊細かつ硬質なミネラル感際立つ仕上がりも魅力。特級畑から広域クラスのワインまでソゼ独特のスタイルは一貫しており、長年ブルゴーニュ愛好家を魅了し続けています。
古樹を守り育てるシャンボール・ミュジニーの注目株「ユドロ・バイエ」
1981年に創業し、1998年より本格的にドメーヌ瓶詰めを開始したユドロ・バイエ。フランス空軍のメカニックだったドミニク・ル・グエン氏が娘婿としてドメーヌに参画し、義父のもとで修行を重ね、2004年より独立しました。ドメーヌでは、10年以上リュット・レゾネ栽培を実践し、古樹から生み出される凝縮感のあるブドウからワインを醸造。造られるワインは、ル・グエン氏自身のセンスと向上してきた技術が発揮され、近年目を見張るクオリティを誇っています。
ドメーヌ・ルフレーヴの流れを汲む、白ワインの名手「オリヴィエ・ルフレーヴ」
ワイン評価誌『デキャンタ』において「世界最高峰の白ワインの生産者」に選出されたドメーヌ・ルフレーヴより独立したオリヴィエ・ルフレーヴ。本拠地であるピュリニー・モンラッシェのみならず、手掛ける全てのアペラシオンにおいてヴィンテージに左右されない安定した高い品質を誇り、レストランや一流ホテルのワインのプロフェッショナル達から絶大な信頼を寄せられています。
ブルゴーニュの神様アンリ・ジャイエ氏が認めた、日本人醸造家「ルー・デュモン」
”天・地・人”の精神に基づいたワイン造りを行う日本人醸造家、仲田晃司氏が手掛けるルー・デュモン。仲田氏のワイン造りの特徴は、日本人的、職人的と言うべき、細部まで徹底的にこだわる仕事への執念です。仕込むワインのテロワールや個性を研究し尽くした上で、樽の選定眼や熟成方法を駆使してワインを磨き上げます。そんな仲田氏のワインを、「ブルゴーニュの神様」と称される故アンリ・ジャイエ氏も絶賛。様々なメディアでも取り上げられており、ますますファンを拡大しています。
多彩なラインナップを有する、エレガンスに溢れたワインの造り手「パトリス・リオン」
パトリス・リオンはニュイ・サン・ジョルジュに本拠地を置くドメーヌ。設立は2000年と歴史は浅いながらも、現当主パトリス氏の父の代からドメーヌの中心を担った経験を活かして、ピュアでエレガンスに満ちたワインを生み出しています。「ドメーヌ」と「ネゴシアン」の2つの顔を持つ造り手で、自社畑以外においても徹底的に栽培を管理することで良質なブドウを収穫し、ワイン造りを行っています。
商品一覧
5 件
ブルゴーニュ レ・セティーユ
白
エレガント&ミネラリー
ピュリニー・モンラッシェ最高の造り手の一人。ピュリニー・モンラッシェとムルソーのブドウを用いた贅沢な白。リッチな味わいのお値打ちキュヴェ。 詳細を見る
4.3
(109件)2021年
4,950 円
(税込)