料理合わせの三つの基本法則講座


基本①色で合わせる

ここからは三つの料理合わせの基本法則をお伝えしますが、中でも一番簡単で活躍するのが今回の「色の法則」です。


具体的には、料理とワインの色を合わせていきます。


白に近い色の料理には白ワインを、赤に近い色の料理には赤ワインを合わせてみましょう。


そして、ペアリングの質を向上させるために「色」に加えて、さらに注目いただきたいのは「色の濃さ」です。

パスタを例に挙げてみます。

まずは色合いが白中心のパスタとして、淡い色合いのボンゴレビアンコと、濃い色合いのカルボナーラを例に挙げます。


淡い色合いのボンゴレビアンコには、すっきりした白ワインや白のスパークリングワインなどと合わせてみましょう。


一方で、ソースを使って濃い色合いのカルボナーラには、同じ白ワインでも濃い色みの白ワイン、温暖な地域の果実味がしっかりしたシャルドネなどと合わせてみましょう。

次に色合いが赤中心のパスタとして、淡い色合いのナポリタンと、濃い色合いの牛肉のラグー(イタリア語で「煮込む」の意)などを例に挙げます。


淡い色合いのナポリタンには、ロゼワインや軽めの赤ワインなどと合わせてみましょう。


一方で、牛肉を煮込んだラグーソースを使った濃い色合いのパスタには、同じ赤ワインでも濃い色合いのしっかりした赤ワイン、メルロやカベルネ・ソーヴィニヨン主体などと合わせてみましょう。


このように「色」と「色の濃さ」を中心に料理とワインを合わせると外すことは少ないですし、見た目から簡単に確認できるので、ぜひ今後は意識して活用してみてください。

まとめ

・色の法則:料理とワインの「色」「色の濃さ」を合わせる

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