料理合わせの三つの基本法則講座


基本③地域で合わせる

最後は、料理とワインを同じ地域で合わせることです。


現代のように車や鉄道など交通機関が発達する前は、地産地消として地元の料理には地元のワインが合わされていました。


そのため、郷土料理とその地域のワインは伝統的に親しまれてきた間違いない組み合わせといえます。

例えば、少し大まかな国単位では、トマトをふんだんに使ったイタリアのピザやパスタには同じくイタリアのフルーティーな赤ワイン(例えば、キャンティなど)を、魚介をふんだんに使ったパエリアにはスペインのすっきりした白ワイン(例えば、アルバリーニョの白ワイン)を、タイやブリのお寿司には日本のすっきりとした甲州の白ワインを合わせてみましょう。

さらに、詳細な地域まで分かる場合は、ボルドー地方の牛肉のワイン煮込みにはボルドー産の赤ワインを、南フランスの野菜煮込みであるラタトゥイユには南フランスの赤ワインやロゼワインを合わせてみましょう。


このように料理とワインの地域を合わせると定番の組み合わせになります。

一見当たり前の内容に思えますが、今後は料理とワインどちらの地域も意識し、それらが分かる場合はぜひ合わせてみてください。

まとめ

・地域の法則:料理とワインの「地域」を合わせる

ストップ!20歳未満飲酒・飲酒運転。
妊娠中及び授乳中の飲酒は、胎児・乳児の発育に悪影響を与える恐れがあります。

ほどよく、楽しく、良いお酒。のんだあとはリサイクル。

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