料理合わせの三つの基本法則講座


基本②風味で合わせる

二つ目は、料理とワインの「風味を合わせる」ことで、お互いの味わいを引き立てる法則です。


風味については「風味の強弱」と「風味のタイプ」の二つに分けて、それぞれ考えてみましょう。

「風味の強弱」としては、例えば、風味があっさりとした料理には味わいがすっきりしたワインを、風味がしっかりした料理には味わいが凝縮したワインを合わせてみましょう。


例えば、ブリ大根の場合は、味わいがすっきりしたシャブリや日本の甲州と合わせてみましょう。


例えば、ガーリック醤油ソースをかけた牛ステーキの場合は、味わいが凝縮されたチリやアメリカのカベルネ・ソーヴィニヨン主体のワインと合わせてみましょう。

「風味のタイプ」としては、例えば、緑の野菜を使ったグリーンな風味の料理にはハーブのような風味がするワインを、クリームソースを使ったまろやかな風味の料理にはクリーミーな風味がするワインを合わせましょう。


例えば、塩だれの豚肉の野菜炒め(例えば、ピーマン、キャベツ、もやしなどを使用)の場合は、同じグリーンな香りや風味が感じられるニュージーランドのソーヴィニヨン・ブランと合わせてみましょう。


例えば、クリームソースのマカロニグラタンの場合は、同じクリーミーな香りや風味が感じられるチリやアメリカの樽熟成のシャルドネと合わせてみましょう。


このように「風味の強弱」と「風味のタイプ」を中心に料理とワインを合わせると外すことは少ないです。

ぜひ今後は意識して活用してみてください。

まとめ

・風味の法則:料理とワインの「風味の強弱」「風味のタイプ」を合わせる

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