主な食材別ワインの合わせ方講座


肉と合わせる

まずは肉を使った料理との組み合わせを考えます。


最初に肉の種類に注目しましょう。主な種類では「牛肉」「豚肉」「鶏肉」が挙げられます。


基本的には「色」を意識しつつ、牛肉は赤身の肉で風味がしっかりしているため、赤ワインと合わせやすく、豚肉や鶏肉は白身の肉で風味がさっぱりしているため、白ワインやロゼワインなどと合わせやすいです。


そして、ペアリングの質を向上させるために「肉の種類」に加えて、さらに注目いただきたいのは「味付け」です。

例えば、牛肉の中でも塩タンの場合は、さっぱりした味わいのため、すっきりした白ワイン(冷涼産地のシャルドネやリースリングなど)と合わせると美味しくなりますが、牛肉をタレで食べる時は、果実味がしっかりとした赤ワイン(メルロ主体など)と合わせやすいでしょう。

豚肉の場合、例えば、豚のしゃぶしゃぶをぽん酢で食べる時にはすっきりとした白ワイン(冷涼産地のシャルドネやリースリングなど)が合わせやすいですが、豚肉の生姜焼きには軽めの赤ワイン(ピノ・ノワールなど)や、豚ひき肉を使った麻婆茄子にはややしっかり目の赤ワイン(メルロ主体など)と合わせやすいです。

鶏肉の場合は、同じ焼き鳥でも塩の味付けではさっぱりとした白ワイン(冷涼産地のシャルドネやリースリングなど)が、タレの味付けの場合は軽めの赤ワイン(ピノ・ノワールなど)が合わせやすいです。


このようにまずは素材の「肉の種類」に注目しつつ、最終的にはその肉の「味付け」まで考えると、様々なお肉料理に合ったワインを考えやすくなります。

まとめ

・肉料理とワインを合わせる際は「肉の種類」「味付け」を意識する

ストップ!20歳未満飲酒・飲酒運転。
妊娠中及び授乳中の飲酒は、胎児・乳児の発育に悪影響を与える恐れがあります。

ほどよく、楽しく、良いお酒。のんだあとはリサイクル。

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