店舗情報
ワインショップ・エノテカ 船橋東武店
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このショップのスタッフレビュー
川島
こんにちは、慌ただしい通勤時間であっても、ちらちらツバメの巣の様子を伺う方達の姿に、毎回癒やされている船橋東武店の川島です!
そういえば、身近なハト、スズメ、カラス等の野鳥とは違い、ツバメに対するこの特別感は、どこからきているのでしょう。
春の訪れを感じるから? 期間限定だから? 縁起が良いと言われているから?
駅舎を建てる際、1番苦労するのは「いかにハト等に巣を作られない構造にするか」らしく、建築士さん達は苦心するあまり、「いっそハトも、ツバメのように歓迎される存在になればいいのに……!」と、まじめに会議室で議論し始めるほどだとか。
さて、今回のスタッフブログ32話では、前回に引き続き、トリンバックのワインに合うレシピをご紹介いたします。
春はあっという間に過ぎ去り、まだ6月上旬にもかかわらず、都心の最高気温が30℃超え予報が当たり前になってきた今日この頃。
身体はまだ暑さに慣れず、なーんか調子イマイチだなぁ……となりがちなこの季節に、私が飲みたくなるのは、香りが良いフルーティな白ワインです。
毎年この時期になると、エノテカでも「アロマティック白ワイン」と銘打ち、甘やか・フレッシュ・フローラルな香りかつ、さっぱりした味わいの白ワインをご紹介するコーナーをご用意しています。
ひとえに「アロマティック品種」と言えど、数は多く……そんな中で、私がジメジメし始めるこれからの季節におすすめなのは、トリンバックの白ワイン!
品種違いで様々な白ワインをリリースしているトリンバックは、ドイツと隣接するフランス アルザス地方で、「食事とともに楽しめるワイン」をモットーにワイン造りをしている生産者。
特に、手が出しやすい価格帯でも、バランスの良い上質なワインを造ることで知られており、フランス国内のソムリエ達から熱い支持を得て、星付きレストランなどでも数多く採用されています。
どのワインも甲乙つけがたい味わいなのですが、今回は、甘い香り、ピュアな酸味が楽しめる「ミュスカ・レゼルヴ」を合わせたいと思います!
◆ミュスカ・レゼルヴ / トリンバック
[フランス アルザス / ミュスカ / 白 辛口 / 4,290円(税込)]
飲みたいワインが決まったら、次は料理。
ブツブツ独り言を呟きつつ、頭を悩ませる私に救いの手を差し伸べてくれたのは、2月に銀座店から異動してきた野村さんです。
「アルザスは、ホワイトアスパラガスが名産らしいですよ」
ブログのネタにできれば……と悩んでいる私を見て、色々リサーチしてくれたらしい野村さんは続けます。
「この間レストランで食べた”ホワイトアスパラガスのソテー“が、とっても美味しかったです! 緑のアスパラガスと比べるとクセがないから、チーズとの相性も良いので、リゾットとかも美味しいかも……」
ナニソレ美味しそう!!!
ということで、私の十八番。
材料を切ってぶち込むだけの炊飯器リゾットに挑戦することにしました。
チーズリゾットは過去にも挑戦しているので、このレシピをベースに、ホワイトアスパラガス用にアレンジしていこうと思います。
<チーズリゾット>はこちら
肝心のホワイトアスパラガスがどこに売っているかが問題だったのですが、近所のスーパーに水煮を発見。
トマト缶や瓶詰ピクルスが並んでいるコーナーにありましたので、皆さんのご自宅近くでもきっと販売してるはず……!
昨年公開したレシピ3種では、食感のためにもち麦を使用したのですが、お客様のお話から、人によってはあまり馴染みのない食材だったかな?と思い、今回は白米だけで作っていきます。
また、前回のチーズリゾットでは、カマンベールチーズを使用しましたが、今回はミュスカの酸味に合わせ、クリームチーズを使ってみました。
◆材料 [A] ・白米…1合(150g) [B] ・水…100ml ・牛乳…250ml ・酒…大さじ1杯 ・コンソメ(顆粒)…小さじ2杯 ・にんにく(みじん切り)…小さじ1/2~2杯 [C] ・ホワイトアスパラガス(水煮)…3,4本 ・ブラウンマッシュルーム…2,3個 ・玉ねぎ…1/4個 ・クリームチーズ…約50g [D] ・ベーコン…50g ・塩、胡椒…お好み [炊きあがり後] ・牛乳…50ml [盛り付け後にお好みでプラス] ・ブラックペッパー ・パセリ ・タバスコ ◆作り方 ①Aを研ぎ、水気を切る。 ②ホワイトアスパラガスは3,4cm幅に、マッシュルームは3mm幅にスライス、玉ねぎはみじん切り、クリームチーズはサイコロ状にカットする。 ③炊飯器の内窯へ①とBを入れて混ぜ、その上へ②を乗せ、炊飯器の通常モードで炊く。 ④5mm幅くらいにカットしたベーコンを、フライパンでカリカリに焼きつつ、塩、コショウでしっかり味付けする。 ⑤炊き上がったら、牛乳と④を加えつつ、しゃもじでさっくりと混ぜ合わせれば、完成!
◆ご注意 ・こちらは5合炊き以上の炊飯器用の分量です。5合炊き未満(3合炊きなど)の炊飯器で作る際は、分量を半分に減らしてください。 ・材料を炊飯器へセットした後は、すぐに炊飯を開始してください。炊飯器の中に材料を入れたまま、長時間放置(数時間後に炊き上がり予約するなど)すると、食中毒の原因となる可能性があります。 ◆こだわりポイント ・牛乳300mlで炊くこともできるのですが、しっとり感を出すために、牛乳250mlで炊き、仕上げに50mlを足す方法をとることにしました。 ・マッシュルームは、ブラウンを使用した方が、香りよく仕上がります。(手に入らない場合はホワイトや、缶詰でもOKです) ・見栄えが白く写真映えしにくいかと思い、別途カリカリに焼いたベーコンを後から加えることにしました。フライパンを洗うのが面倒!という方は、マッシュルームなどと一緒に炊いてしまい、炊きあがり後にブラックペッパーで味わいを調節してください。 ◆ワンポイント ・にんにくの量は、お好みで調節してください。 ・お好みのきのこへの変更も可能です。 ・炊飯器で長時間保温すると、どんどん乾いてパサパサになってしまいます。食べられない分は、炊き立てのうちに蒸気ごとラップで包み、冷凍保存がおすすめです。(ご飯小盛り程度の量で冷凍保存したのですが、電子レンジで解凍を試みたところ、なかなか中心まで熱が入らずに意外に手間がかかったので、できるだけ小分けの保存がオススメです)
相変わらず、リゾットは撮りにくい……!
GWに益子の陶芸市で購入した青いお皿が、早速活躍して良かったです。
水煮だったので、炊いている間に煮崩れてしまうかと思ったのですが、意外にも形が残っていました。
もうひと手間かけるのであれば、コンテやパルメザンチーズなどのハードチーズを削ってかければ、更に味わいと見栄えがUPするかも。
野村さんが言った通り、アスパラガス特有の青臭さは感じません。クリームチーズのちょっとした酸味とも相性が良く、舌触りは滑らかです。
そこに、塩気の効いたカリカリベーコンが合う! 面倒でしたが、別途焼いておいて良かったです。ベタベタなフライパンを洗う手間の甲斐はありました。
ミュスカとクリームチーズの程良い酸味が、相性抜群!
少し加えたブラウンマッシュルームも良い香りと味わいを出しており、ついついスプーンが止まりません。
川島家では、おつまみとして食べながらも、おかわりが続出する出来となりましたので、ぜひ皆さんも試してみてくださいね。
野村さん曰く、余ったホワイトアスパラガス(水煮)は、そのまま加熱し、チーズと目玉焼きを乗せても美味しいとのこと。
こちらも、合わせてお試しください。
また、今回も「1パック買ったブラウンマッシュルームが残っちゃった;;」とお困りの方は、過去のレシピもチェックしてみてくださいね。
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ホワイトアスパラガスが入手できなかった場合に備え、緑のアスパラガスでも試作してみたのですが、こちらは正直、クリームチーズとの相性がイマイチでした……。 アスパラガス特有の青臭さ軽減のため、酒とガーリックを多めに入れたのですが、やはり少々気になってしまいます;; 緑のアスパラガスを使用するなら、果粒だしなどと一緒に、タケノコや椎茸で炊き込みご飯にした方が良いかもしれません。 それに合わせるなら、同じトリンバックのリースリングでしょうか。 こちらは、まだまだ改善の余地がありそうです。
いかがでしたか?
こちらの「ミュスカ・レゼルヴ」は、只今開催中の「よりどり3本1万円セール」対象ワインでもありますので、ぜひお得なこの機会にお試しください。
◆よりどり3本1万円セール
開催期間:2024年6月1日(土)~13日(木)
※ご利用のタイミングにより、オンラインショップ・各ワインショップにて、お取り扱い在庫が異なります。予めご了承くださいませ。
ストップ!20歳未満飲酒・飲酒運転。
妊娠中及び授乳中の飲酒は、胎児・乳児の発育に悪影響を与える恐れがあります。
ほどよく、楽しく、良いお酒。のんだあとはリサイクル。