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ワインショップ・エノテカ 船橋東武店
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このショップのスタッフレビュー
川島
こんにちは、猫のお昼寝場所の変化に、季節の移ろいを感じている船橋東武店の川島です。
さて、スタッフブログ第6話のテーマは、「私の推し品種<黒ブドウ編>」
推しの対象は星の数ほどあれど、エノテカスタッフに聞くならこれでしょう!ということで、船橋東武店スタッフへインタビュー第2弾。今回は黒ブドウ編です。
<白ブドウ編>はこちら
まずは私、川島の推しから!
■推しポイント
酸味と渋みが控えめで、赤ワイン初心者の方にも、「今日は赤の気分だけど、料理はまだ決まってないな…」という時にも、皆でわいわい飲みたい時にも活躍する万能品種。
ワインを飲み始めた当初、酸味のある赤ワインがどうにも苦手で、イタリアワイン全体に苦手意識のあった私ですが、ドルチェットに出会ってから、飲まず嫌いがなくなり、自分の中で赤ワインの世界が一気に広がったのをよく覚えています。
当店への入荷数があまりない品種のため、ドルチェットの入荷が決まる度、発注担当者から「川島さん(生産者)のドルチェット入りますよ」と声をかけてもらう程、自他共に認める推し品種です。
■推しが一番楽しめるおすすめワイン
ドルチェット・ダルバ マンドルロ(エルヴィオ・コーニョ/イタリア ピエモンテ/赤 ミディアム寄りのフルボディ)
[ドルチェットとは?]
イタリアの土着品種であるドルチェットは、ピエモンテ州では「特別な日のネッビオーロ、普段使いのドルチェット」と言われ、その手頃な価格とシンプルな味わいで、多くの人に日常的に親しまれている品種。名前から「ドルチェ=デザート」が連想され甘口と思われがちですが、造られるワインは基本的に辛口です。
■主な栽培地域:イタリア(ピエモンテ)
■香り:ブラックベリー、チェリー、アーモンド
■味わい:果実味豊かで酸は少なく、程よくまろやかなタンニンが魅力。
もっと知りたい!
続いて、船橋東武店メンバーの推しをご紹介。
スタッフ名は、ハンドルネームにて失礼します。
■推しポイント
□ピノ好きおじさん … いちごやラズベリーの果物、スミレやバラの花の香り、香りがものすごく大好きで、ずーっと香りを嗅いで癒されたいぐらい大好きな品種です。
□どら焼き … エレガントな酸味と、産地によってはしっかりとした骨格も備えうるブドウ。マリアージュを気にせず、ワイン単体でも美味しく楽しめるのが魅力だと思っています。
■推しが一番楽しめるブルゴーニュのおすすめ生産者
□ピノ好きおじさん … ローラン・ポンソ
□どら焼き … シャルロパン、ジャン・グリヴォ
■推しが一番楽しめるおすすめワイン(ブルゴーニュ以外)
□ピノ好きおじさん … モンテス・アルファ・スペシャル・キュヴェ・ピノ・ノワール(モンテス/チリ アコンカグア/赤 ミディアムボディ)
□どら焼き … バルダ(ボデガ・チャクラ/アルゼンチン/赤 ミディアムボディ)
[ピノ・ノワールとは?]
色合いが薄く、タンニンは控えめで繊細。熟成具合によって異なる香りが非常に官能的で、世界中のファンを魅了しています。
また、スパークリングワインの原料となる場合を除いて、他のブドウ品種に比べてテロワールに極めて敏感な品種であることから、生産者がその土地を最大限に表現するべく、いずれの産地でも他の品種とブレンドされず、単一品種でワインが作られることが多いのも特長です。
■主な栽培地域(=その産地での名称):フランス、、アメリカ、ニュージーランド、フランス・ジェラ地方=グロ・ノワリアン、ドイツ=シュペートブルグンダー、イタリア=ピノ・ネロ
■旧世界(熟成若め):チェリーやフランボワーズ、スミレのような香り。フレッシュでチャーミングな心地よい酸味と果実感のある味わい。
■旧世界(熟成後): 枯れ葉やなめし皮、さらには狩猟肉を想わせる香り。酸味がおちつき、複雑で奥深い味わい。
■新世界:旧世界よりもベリー系果実の香りと味わいが強く、酸味と余韻はやや控えめのものが多い。
■推しポイント
イチゴやプラムのような香りで酸味が特徴の品種。熟成度によって酸味がマイルドになり、濃厚さが増すのも魅力のひとつたと思います。
■推しが一番楽しめるおすすめワイン
サンタ・クリスティーナ・キャンティ・スペリオーレ(サンタ・クリスティーナ/イタリア トスカーナ/赤 ミディアム寄りのフルボディ)
[サンジョヴェーゼとは?]
栽培土壌の選り好みが少ない多産品種で、近年ではアメリカ、オーストラリアなどでも栽培されるようになり、古代から存在していたイタリア起源のブドウ品種としては珍しい国際的な品種。
ブドウの成熟が遅いため、暑い年には濃厚でアルコール分が高く長期熟成に耐えうるワインに、冷涼な年には酸とタンニンが強くなる傾向があります。
■主な栽培地域:イタリア(トスカーナ)
■香り:チェリーやラズベリー、スミレ
■味わい:フレッシュな果実味と高い酸味、程良い渋み
もっと知りたい!
■推しポイント
まず、グラスへ注ぐだけでも飛びそう(比喩表現)になる、ラズベリー、ブルーベリー、ドライハーブの香りが最高。口に含めば、ただ濃いだけではない重厚感と、ぎゅっと凝縮された果実味も魅力のブドウです。
■推しが一番楽しめるおすすめワイン
ブルネッロ・ディ・モンタルチーノ(イル・マッロネート/イタリア トスカーナ/赤 フルボディ)
[サンジョヴェーゼ・グロッソとは?]
サンジョヴェーゼはノ・ノワールと同じく、遺伝的な変異が非常に激しいためにクローン種は数多く、粒の小さいピッコロ(=小型)と、粒が大きく皮が厚いグロッソ(=大型)の大きく2種類に分かれます。
キャンティで有名なサンジョヴェーゼは粒の小さいピッコロ系とされており、赤系果実の香りや味わいが特徴の軽やかでフルーティな赤ワインに。一方、ブルネッロで知られるグロッソ系は、プラムやプルーンといった黒系果実の香りや味わいが特徴の重厚感のある力強い赤ワインが多く造られます。
尚、ブルネッロ・ディ・モンタルチーノを名乗るには、サンジョヴェーゼ・グロッソを100%使用していることが必須条件となります。
■主な栽培地域:イタリア(トスカーナ)
■香り:プラム、プルーン、バニラなど。熟成が進むとコンポートやリキュール漬けといった甘やかな香りへ変化。
■味わい:凝縮した果実味と甘やかなタンニンが楽しめる力強い赤ワインが多い。
■推しポイント
若いうちは豊富な酸味と渋みが織りなす華やかさを、熟成が進めば優しい香りと重みのある味わいを楽しめます。若いうちも、熟成後も、その変化も楽しめるところが魅力だと思います。
■推しが一番楽しめるおすすめワイン
ガッティナーラ(ネルヴィ・コンテルノ/イタリア ピエモンテ/赤 フルボディ)
[ネッビオーロとは?]
ネッビオーロは北イタリアのピエモンテ州を土着とする黒ブドウ。イタリアの偉大な赤ワイン、バローロ、バルバレスコに使用されていることや、栽培条件が極めて難しくピエモンテ州内でも限られた場所でしか栽培されていないことから、高貴なブドウ品種の一つと言われています。
■主な栽培地域:イタリア(トスカーナ、ロンバルディア)
■香り:バラの花、トリュフ、プラム、ダークチェリー
■味わい:骨格のしっかりした重みのある味わい。若いうちは酸味と渋味が非常に豊富。
もっと知りたい!
船橋東武店スタッフの“推し品種<黒ブドウ編>”、いかがでしたか?
気になるブドウ、聞いたことのないブドウがありましたら、ぜひ試してみてくださいね!
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